箱根の仙石原では、ススキが見ごろと
聞いて訪れてみました。 15日
早朝、北に見える金時山から長尾峠にかけてのなだらかな稜線の上空には、見事な青空が広がっていたが、東側の山影にある仙石原の
ススキ原は暗く沈んでいて、明るさはあまりにも違って見えた。
早朝から人がススキ原の道を歩いている。
服装はさまざま、夏服のように軽い服装からダウンのコートを着ている人までいます。 しかし寒い。
持っていた温度計で見ると、まだ山に日が射し込まない時には2度であった。
寒いわけである。
車に戻って、秋から冬にかけて着る山用のジャンバーを取り出して着こんだ。
手袋も用意して日の出を待つ。
やっと目の前まで明るい光が届くと一気に強い光となった。
すこし高さを増した強い太陽の光は、東の山の稜線を突き破って顔を出したのです。
ススキ原の影の大地が、みるみると明るくなり輝きはじめた。
そして、ススキの草原からはわずかにもやがたち昇る。
光り輝くススキの草原。
銀色に輝くススキの花穂は眩しく光り、まるで波模様が広がっているように見える。
眩しい光はどんどんと影の部分を征服してゆく。
光と影のせめぎ合いである。 しかし光は強い。
やがて、秋晴れに誘われるように訪れた人たちが増える時刻になると、にぎやかな散策路の風景が坂道を登ってゆく。
ここでも中国語が聞こえてくる。
朝の寒さがウソのように気温は上昇して、風もなく穏やかな行楽日和となった。
この日に撮影したススキを月と合成してみました。
posted by しんちゃん at 09:51|
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