2015年08月31日

『わすれもの』

8月最終日、行く夏を思う。
朝刊 読売新聞の「編集手帳」 に高田敏子さんの
詩のことが書いてありました。

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『わすれもの』  高田敏子
 入道雲にのって 夏休みはいってしまった
 「サヨナラ」のかわりに 素晴らしい夕立をふりまいて

 けさ 空はまっさお  木々の葉の一枚一枚が
 あたらしい光とあいさつをかわしている

 だがキミ! 夏休みよ
 もう一度もどってこないかな
 忘れものをとりにさ

 迷子のセミ
 さびしそうな麦わら帽子
 それからぼくの耳に くっついて離れない波の音
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 国語の教科書にも載っているという詩である。

 この詩を読んでいて、ふと 8月の暑い日に訪れた
 旧東海道石畳 金谷坂   (静岡県島田市)
 の石畳道を思い出していた。
石畳道.jpg

   行く夏を思う。   歴史を感じる道。



 道のべの 木槿(むくげ)は馬に食はれけり   芭蕉






   



posted by しんちゃん at 15:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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