2014年06月19日

スズタケの花

東京都を流れる多摩川は、源は山梨県の笠取山付近の
水干(みずひ)にあります。
笠取山の標高は1953m。  水干は谷の行き止まりの意味で
水の湧き出るところではありませんが、60mほど下で、湧水として
地表に出た水が多摩川の最初の流れとなります。
ここから東京湾まで138kmの水の流れが始まります。

その水干を訪れる山道で、熊笹が枯れたのでしょうか?
植物が花を咲かせていました。
薄紫のあまり見たことのない花です。

02.jpg

よく見ると笹の葉がある。  熊笹にしては不思議な光景にカメラを取り出して
写真を撮り、自宅に帰ってから調べてみました。

スズタケ  イネ科の篠竹でした。
万葉集では「みすず」  

01.jpg

04.jpg

「みすずかる」 とは信濃にかかる枕詞です。
篠竹が信濃(しなの)に多く産するところから枕詞になったという。
信濃は長野県のこと。  私が育った信州ではよく歌われていました。
♫ みすずかる信濃の国の・・・♫

篠竹は花を数十年に一度咲き、実をつけた後枯れるという。
この篠竹も枯れる寸前だったのです。


この笹が枯れる原因が鹿の食害からきていることの記事で納得しました。
数十年に一度の巡り合わせではなく、鹿が原因でした。

この辺りには鹿が多くいました。
この鹿も登山道でであった鹿です。
03.jpg

樹木も幹の皮を鹿によって食べられて被害が見受けられます。
ダケカンバやウラジロモミの木などは幹の皮をはがれた姿が痛々しい。
針金の網をかけている木もありましたが、全部の木を守ることは無理です。

各地で鹿による食害のニュースがありますが、こんなに増えている鹿たちを
どうしたらいいのでしょうか?

下山してから、道の駅 「たばやま」 で昼食に立ち寄ったら 名物 「鹿カレー」
があった。 さすがに山道で鹿を見てきたばかりなので注文できません。
自然をどのように守るのか?   はてはて 難しい問題です。










posted by しんちゃん at 15:24| Comment(0) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント