道路の脇の木々が風をさえぎるようにおおっている。
戦前は600人が暮らしていたという北村集落があった北港周辺
で道路はなくなる。
北港にはかつての桟橋あとのコンクリートが残っています。

すぐわきに休憩場所が。

北村小学校跡のガジュマル。

ははじま丸の停泊する沖港まで戻り、母島から父島に移動するために
船に乗る。
乗船前、船舶待合所の脇にあるクジラのモニュメントを見た。

ははじま丸

乗船後 出港 数人の見送り客が手を振ってくれた。


船は母島をゆっくりと離れていき、島影が遠くなっていくとこの数日の
旅愁が胸にこみ上げてきた。
島に沿って進む船から見る景色は、山の形をゆっくりと眺めることができる。
乳房山が見える。
カツオドリが船の近くを横切っていく。
船が作りだす波しぶきを見ながら母島を離れていく。
天気がよく父島に着くまで島影は見えたのです。
海を遠くまで見通せる視界は何キロなんだろ〜
ふとそんなことを思った。
母島は父島から50kmもあるのです。
9月4日のことでした。 9月5日父島出港。
あと1回 小笠原の記事を書き小笠原の記事投稿は終了とさせていただきます。
HPに小笠原の父島、母島を掲載しております。
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